マンション清掃員の仕事事情

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 現在大勢の高齢者がいろいろなマンションで働いています。しかし短期間で辞めていきます。もちろん中には10年もの長い間働いている人もいます。しかしほとんどの人は短期間で辞めていくのが現状です。原因は現場での人間関係と健康問題です。
 健康問題は高齢者が多いので仕事中に倒れたり、家で倒れて仕事に復帰できなくなる場合です。
 人間関係は、一人現場と複数人数での現場と違います。一人現場は管理会社や下請けの清掃会社の担当者やマンションの居住者とのトラブルで辞めていく場合がほとんどです。
 問題は複数の高齢者の清掃作業現場です。高齢者の男性は会社を退職して年金を受け取れる時まで働こうとしている人とか年金だけでは心もとない人が清掃の仕事をしようとします。ですのでいろいろな性格の人がいるし、いろいろな過去に勤めた会社での立場の違いがあります。そこでちょっとしたことでケンカになり、どちらかが辞めていくことになります。
 高齢女性の場合も同じです。女性の場合はなぜか長く勤めている人が責任者でもないのに自分ですべてを仕切ろうとして他の清掃員に命令したり、嫌がらせをしたりすることが多いようです。そのため新しく入った男女の清掃員が辞めていきます。
ちなみに長く勤めている人も新人も時給は同じです。その年の最低賃金が時給になっています。
 このようにマンション清掃の高齢者は長く続かないのが現状です。清掃会社は清掃員のなりてがなくていつも募集しています。